高度な設定
基本的なメール配信に含まれない高度な設定についてご説明します。
アクセス元の設定
メニューの「高度な操作」→「アクセス元管理」から、許可する接続元のIPアドレスの追加や変更、削除を行うことができます。
※SenToNでは、セキュリティ確保のため、許可された接続元からのみアクセス可能とするシステムを採用しています。
- 変更の反映は、次のログイン時に行われます。
ゆっくり配信設定
メニューの「高度な操作」→「ゆっくり配信設定」から、配信速度を調整することができます。
携帯、PCあてのそれぞれについて、わざと速度を遅くして配信することができます。
わざとゆっくり配信する理由
SenToNでは1時間に数十万件の配信を行うことができます。
しかし、あまりに高速に配信を行うと、特に携帯電話の各キャリアのメールサーバーから受け取りを拒否される場合があります。そのため、初期設定では携帯電話あてにはゆっくり(1時間に数万件程度)配信するようになっています。
リターンメールの解除
メニューの「高度な操作」→「リターンメールの解除」から、これまでの配信でリターンメールとしてカウントされた回数を初期状態(0回)に戻すことができます。
解除の手順
- メニューの「高度な操作」から「リターンメールの解除」を選んでください。
- 解除したいメールアドレスを入力してください。前方一致での検索を行います。
- リターンメールに集計されているアドレスの中から、マッチした一覧が表示されます。
- 解除したいメールアドレスの行の「解除」ボタンを押して解除してください。
リターンメールの解除とは
自動リターン集計を利用すると、リターンメールは自動的に処理され、そのアドレスが何回リターンになったかが集計されます。
本来届かせたいメールアドレスが何らかの理由でリターンになってしまった場合に、リターンメールの解除によってこのカウントを0に戻すことができます。それにより、配信リストのアップロード時のリターン回数の制限によって除外されることがなくなります。
UTF-8を使う
メニューの「高度な操作」→「UTF-8を使う」から、配信時の文字コードとしてUTF-8を使うように設定することが可能です。
配信時の文字コードとは
SenToNでは、通常、ユーザーに届くメールの文字コードはJISまたはSJISとなっています。これは日本国内のユーザーのみにメールを送信するためには適切な文字コードですが、国外を含む世界中に送信するメールについては文字コードをUTF-8とするのが一般的です。「UTF-8を使う」の設定により、配信時の文字コードとしてUTF-8が使われるようになります。
設定の手順
- メニューの「高度な操作」から「UTF-8を使う」を選んでください。
- 「メール送信時にUTF-8を」の項目で「使う」を選択すると、配信時の文字コードとしてUTF-8が使われるようになります。「使わない」を選択すると元に戻ります。
- 「配信リストアップロード時にUTF-8を」の項目で「使う」を選択すると、配信時にアップロードする配信リストの文字コードとしてUTF-8が使われるようになります。この場合、配信リストの文字コードをUTF-8に変換してからアップロードしてください。
この項目は、本文への差し込みでUTF-8固有の文字を使いたい場合などにご利用いただけます。通常は、配信リストの文字コードはSJISのままで構いません。
ご利用上の注意点
- 「メール送信時にUTF-8を使う」を選択した場合は、HTMLメールについてもその文字コードをUTF-8に自動変換して送信します。
- 国内の一部のフィーチャーフォンには、UTF-8に未対応のものがあります。その場合、メールは文字化けして表示されます。